★☆カネボウのロドデノール配合製品自主回収について感じたこと☆★
7月4日、化粧品会社カネボウは、医薬部外品有効成分「ロドデノール」 配合製品の自主回収を発表しました。
「医薬部外品有効成分“ロドデノール” 4-(4-ヒドロキシフェニル)-2-ブタノール」の配合された製品を使用し、「肌がまだらに白くなった」ケースが確認されたとのこと。「ロドデノール」と上記症状との関連性が懸念されるため、自主回収が適切であると、カネボウは判断したということです。
自主回収の対象となる商品は、カネボウブランドだけではありません。
私がメイクアップ製品をこよなく愛すSUQQU、RMK、リサージの製品も複数対象となるのです。
自主回収の対象となる商品の一覧はこちらからご覧ください。
この自主回収報道で、様々な化粧品を愛用し、このように美容ブログを開設して日々情報を発信する者として思うことが多々ありました。
目にする報道の中には、一消費者として非常に憤りを感じるものもありました。
その1つを本日はご紹介したいと思います。
以下、読売新聞の記事です。
問題が明るみに出たきっかけは、今年5月、皮膚科医からカネボウに「製品を使用した患者3人に白斑の症状が表れた」という連絡があったことだった。
カネボウは実態把握に乗り出したが、問題の製品を自主回収するまでに2か月近くを要した。その間、消費者には被害情報を何ら明らかにしなかった。阿南消費者庁長官が「もっと早く公表すべきだった」と批判したのは当然である。
使用者からの過去の相談対応にも問題があった。カネボウが相談例を調べ直した結果、同様の被害の訴えが2011年以降、39件に上っていたことが判明した。相談を受けた担当者は「使用者の体質による病気」と判断し、登録システムに被害として入力しなかった。化粧品による白斑は、過去になかったためだという。
この報道が真実であったなら、カネボウの企業としての姿勢を疑わざるをえません。
美しくなりたい、シミを消したいと思う化粧品を使って、元の状態より美しくなったどころか、かえって使用しない方がよかった、元の状態に戻せるかもわからないという状態になったということです。
本来、化粧品は女性を美しくしてくれるための商品。いわば、女性に夢を売るような商品で、このような事態が起きたことは残念ですし、大きな憤りを感じます。
カネボウには被害者に対し、真摯な姿勢で賠償する責任があると思います。
カネボウには被害をこれほどまでに大きくしてしまった反省をし、化粧品会社としてのあり方を模索していただきたいと思います。
そして、他の化粧品会社も決して他人事として事態をとらえず、利益ばかりを追求するのではなく、真の意味で女性を美しく、輝かせてくれる安全な商品を製造、販売していただきたいと思います。
そして、消費者である私たちも、購入する商品や化粧品について知識を深めた上で使用する必要があることを改めて感じました。
私自身は、スキンケアはほとんどノンケミカルなものを使用しておりますが、だからと言って、このような事態が自分の身に100%起こらないとは限らないと思っています。
今回のことは、美容ブロガーとして活動する私自身、様々に考えさせられることが多々ありました。
グーグルなどで検索すると、被害に合われた方の画像などを目にすることができるのですが、これほどまでに大きな被害を受けられた方の心痛を想像すると、余計にカネボウに対する憤りを感じます。
1日も早く、被害にあわれた方のお肌の状態、健康状態がよくなられることをお祈り申し上げたいと思います。
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